ネットセキュリティ.com気をつけたいオンラインバンキングとセキュリティ対策

気をつけたいオンラインバンキングとセキュリティ対策

最近増えているのがネットバンキングを利用した不正。不正手段を使ってパスワードや暗証番号などを入手して不正に送金してしまうというもの。最近はその手口が非常に巧妙になってきています。

今回はこうした手口と具体的なセキュリティ対策について考えていきます。

 

本物のサイトで偽ポップアップを出現させる

現在、被害が多く出ているのが、ホンモノの銀行のオンライバンキングのページで偽のポップアップを出現させるというもの。事前にあなたのPCがウイルスに感染し、特定のWEBページを表示した時にポップアップが出るように仕組まれています。

ブックマーク(お気に入り)などでアクセスした本物サイトで表示されるので本物と思いこんでしまうんですね。そこにパスワードや暗証番号などを入力することで情報が漏れて不正に利用されるというものです。

これに対する対策としては、最新のウイルス対策ソフトを入れて予防するという他、暗証番号やパスワードを気軽に入力しないということが挙げられます。

 

万が一被害に遭ったらどうなる?

まず、法的には銀行側に責任はないとされます。預金者保護法という法律があるものの、これはオンラインバンキングの規定がありません。

しかしながら、銀行間による取り決めによってオンラインバンキングの不正の場合も預金者の過失度合いに応じて最大全額を保証するということになっています。

ただし、預金者の過失については銀行側が個別に判断することになっており、不透明なところもあります。

過去の事例ではこうした不正利用において約90%の被害が一部以上補償されています。しかしながら、こうした被害が増えると銀行側の「預金者責任」に対する考え方も変わってくるおそれがあります。

参考
オンラインバンキングの不正利用と補償制度
ネットバンクと不正利用対策

 

不正利用されない銀行を活用する

そもそも、不正利用されにくい対策がばっちりの銀行を活用するという手もあります。

代表的な銀行が「ジャパンネット銀行」です。ジャパンネット銀行は「ワンタイムパスワード」というセキュリティ対策を預金者全員に無償で提供しています。

1度きりのパスワードが表示されるカードキーを提供しており、その番号がないとオンラインバンキングで取引できないようになっています。万が一、パスワードが流出したとしても、そのカードも物理的に奪われないことには被害に遭わないようになっています。

絶対安心というわけではありませんが、ネット時代だからこそ、こうしたセキュリティ対策のある銀行を活用したいところですね。

参考:セキュリティが充実したネットバンク比較